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飛行機に積み込む燃料の「最後の砦」として、正確で厳格な試験に挑む

飛行機に積み込む燃料の「最後の砦」として、正確で厳格な試験に挑む

給油業務 給油管理グループ 関西国際空港 / 1994年入社

普段どんなお仕事をしていますか?

給油管理グループの品質試験係として、主に航空機燃料の品質チェックをしています。
貯油タンクが満タンになったら現場部署がサンプリングした燃料をもとに、試験機器を使用し、11項目の品質試験をしています。
燃料の色や見た目、不純物や引火点の確認など細かく確認を行っています。

業務のやりがいは何ですか?

燃料の品質を正確にチェックして、航空機に入るまでの最後の試験を実施していることです。
製油所から船で運ばれた燃料はいくつかの品質チェックを行いますが、この試験室で実施する品質試験が最後の砦だと思っています。
製油所での出荷時の品質試験成績書と相違がないかを確認し、規格値を満たしているかを確認する作業は責任も伴いますが、重要な業務だと思っています。

業務の中での印象的なエピソードはありますか?

燃料配管のフラッシング作業(燃料による配管洗浄作業)でたくさんのポイントで燃料サンプルを採取し、それを試験室に持ち帰って試験をすることを夜間繰り返し、気付いたら朝でした。
結果を急ぐ場合もあり、作業中は集中していますが、すべて終わればほっとしたのと同時にどっと疲れが出ることもあります。
大変ですが、エプロン拡張時等めったにない作業で貴重な経験だと思っています。

お仕事の中で大変なことはありますか?

燃料の品質試験で、「不合格」ではないですが、出荷地の品質試験結果とこちらでの試験結果に差があった時や試験室で行う試験の中でも許容差を超えた場合に確認試験や原因調査を行わなければなりませんので、そういったときには大変だなと思うこともあります。

休日はどのように過ごしていますか?

本当は体を動かすことが好きですが、テレビを見てゆっくりしたり、買い物したりしています。
子供のバスケの試合観戦などもしますね。

あなたがこの会社を選んだ理由は何ですか?

空港で仕事をしたいと思っており、元々は事務系社員として入社しました。
その後部署異動などで様々な経験をして現在に至ります。

会社の推しポイントはありますか?

特殊な給油施設の管理を任されているところもですが、現場メインの雰囲気が好きです。

入社を検討されている方へのメッセージ

品質試験係は社内資格を取って試験していますが、まだまだこの業務をできる方が少ないので、
ぜひお待ちしております。

1日のスケジュール

※1日の流れは、一例です。
  • 09:00

    出社
  • 09:00

    バッチ試験の準備
    試験を実施する合間にお昼休憩
  • 10:00

    バッチ試験
  • 14:00

    試験結果報告書作成
  • 15:00

    事務作業、資料作成
  • 17:40

    退社