関西エアポートオペレーションサービス株式会社

     

消防事業関西国際空港大阪国際空港

日々専門的な技量・知識の研鑽、習得に励み、空港全体の災害に備えています。

空港および空港周辺での航空機事故対応、空港各施設を火災やその他の災害から守ることを使命とし、お客様が常に「安全・安心」のもと関西国際空港及び大阪国際空港を利用していただけるよう、日々訓練および各種点検・整備業務に取り組んでいます。

関西国際空港

大阪国際空港

消防業務

空港および空港周辺での航空機事故や火災が発生した時に、「人命救助を最優先」とした消火救難活動を行うことが消防隊の使命であり、「安全・安心」を合い言葉に24時間即応を維持し、業務に従事しています。
空港の災害としてまず想定されるのが航空機事故です。消火活動とともに素早く乗客を救出し、負傷者への適切な応急処置・搬送を行うことが重要です。そのため、毎分6,000lの放射量能力を有する【空港用化学消防車】を配備するとともに、【給水車】【泡原液搬送車】をあわせた消火隊を編成し、空港島内の如何なる場所へも2分以内に到着し、ただちに消火活動に着手できる体制を確保しています。また、500人規模の大型機内で乗客の75%以上に負傷者が発生しても処置が行えるように、資器材を搬送する【医療資器材搬送車】、航空機内からの救出、搬送活動、救護地区の設営を主要任務とした【救難照明車】【救護車】による救難救助隊を編成し、迅速且つ適切に応急救護ができる体制を整えています。
こうした体制に加え、石油コンビナート等における災害に対応するための専門技量・知識を有する【石災隊】を編成し、国内の空港では唯一となる航空機給油施設等の災害にも備えております。

空港用化学消防車

関西国際空港、大阪国際空港で“もしも…”が発生した場合、 活動の主役となるオーストリア・Rosenbauer社製の「パンター」(写真)をはじめとする空港用化学消防車は、容量12,500lの水タンクを装備し、毎分6,000lの消火用水を最大出力で85mまで放射できる強力な放射能力を持っています。これと同様の性能を持つフランス・SIDES社のVMA-135を含め5台の空港用消防車を配備しています。
日本で唯一、空港用化学消防車に黄色い車体を採用しているのは、夜間など、外灯がない滑走路でも視認性を向上させるためで、国際的にもこの色を採用する空港が増えつつあります。
私達は、これらの装備を運用し、航空機トラブルや気象条件が悪化した場合等、あらゆる災害に備え迅速な出動態勢を整えています。

空港用化学消防車
HRET型空港用化学消防車

救難救助業務

航空機災害において人命救助は最も重要となります。関西国際空港及び大阪国際空港に就航している一般的な航空機出入口の地上高は、脚部に損傷がなければ、低い機体で地上高3.5m(Airbus A-320)、高い機体になると地上高9.9m(Airbus A-380)にもなります。このような航空機への機内進入を想定したものや航空機を対象としたものに留まらず、建物を対象とした災害にも目を向け、三連梯子を使用した高所における救出訓練等を日々積み重ねることにより、関西国際空港及び大阪国際空港におけるあらゆる災害に備えています。

自衛防災業務

関西国際空港1期島の南端に位置する給油施設には10基の航空機燃料タンクが設置されています。「石油コンビナート等災害防止法」の適用および関係法令に基づき編成されている石災隊は、航空機災害同様、航空機燃料タンクに火災が発生した場合に備え、放水をはじめとする各種訓練を日々行い関西国際空港給油施設での災害に備えています。

予防業務

消防関係法令で定められた事項にもとづき、火災予防上の自主検査、消防用設備等の点検、避難施設及び防火上の構造の維持管理、 消火・通報及び避難訓練、その他防火・防災管理上必要な業務を実施しています。また、空港島内の従業員を対象とした普通救命講習の指導を通じて利用者の安全安心にも寄与しています。

防火・防災に関する予防業務

テナント店舗内のスプリンクラーの散水障害や商品等による避難障害などの指導を行い、共同防火管理に必要な自主点検のお手伝いを行っています。

消防用設備等点検業務

30万平方メートルを超える巨大高層建築物である旅客ターミナルビルには消防用設備等だけでなく特殊消防用設備も数多く設置されています。
予防隊では計画的にこれらの日常点検を実施しています。

消化器点検業務
消火栓点検業務