関西エアポートオペレーションサービス株式会社

     

先輩の声
神戸空港インフォメーション

神戸空港インフォメーション

ランドサイドオペレーション部
ターミナルマネジメントグループ(神戸)

2009年入社
エアポート学科卒業

「幅広い知識をもとに一歩踏み込んだご案内が、
お客様の笑顔へ繋がる。」

自らの知識や情報がお客様の喜びとなるお仕事に魅力を感じました。

神戸空港内のインフォメーションカウンター及び電話にて、お客様からの各種お問い合わせにお応えしております。お問い合わせ内容は、フライトに関すること、館内施設、交通アクセス、周辺観光、遺失物をはじめ多岐に渡ります。この仕事に就いて10年ですが、一度たりとも同じ接客はなかったと思います。同じ「飛行機に乗る」という目的の為に空港へ来られるお客様であっても、それぞれ異なったドラマがあり、一人一人への対応は異なります。インフォメーションカウンターでお客様と接する時間は決して長くはないですが、瞬時にお客様の状況や、お気持ちを汲み取り、一つの質問に対してより多くの情報を積み重ねて、一歩踏み込んだご案内を心掛けることで、お客様から「ありがとう」と言っていただけることが大きなやりがいだと感じます。また、いかにお客様の不安を取り除くことができるか、試行錯誤を重ねて日々ご案内しております。これからもお客様からのお尋ねごとに対していち早く解決出来るようなインフォメーションであるために私自身の知識の幅を広げ、接客の質を深めていきたいと思います。

ミスをしても必ずフォローしてくれる心強い仲間がいます。

元々、大阪国際空港の近くにある専門学校に通っていた為、よく授業が終わってから大阪国際空港に遊びに行っていました。その時にインフォメーションカウンターで見たスタッフの方がテキパキとお客様にご案内をされており、その姿がとても輝いていたのを今でも覚えています。地元の神戸空港を訪れるお客様に対して、私の案内でお困りのお客様が笑顔になっていただけるようなインフォメーションスタッフになりたいと思いこの仕事を志望しました。

お客様のご不安に寄り添うことが業務の本分だと教えて頂いた日。

2018年、大阪北部地震が発生した日のことです。神戸空港発東京行きの飛行機にご搭乗予定のお客様が地震の大きな揺れで恐怖を感じられ、ちょうどお客様の近くを通ったインフォメーションスタッフに助けを求めて来られました。他のスタッフと連携してパニックになられたお客様を救護室へご案内しました。お客様を救護室にお連れした当初は、不安から身動きが取れない状態でしたが、時間が経つにつれ少しずつお客様がお話をして下さいました。お客様は、東日本大震災で被災されたため、「少しの揺れでも当時を思い出してしまい不安に襲われてしまう。」と仰いました。私自身も幼少期に阪神淡路大震災を経験しておりましたので、そのときの状況を交えて少しでもお客様の不安なお気持ちに寄り添うようにお話をさせて頂きました。その後、徐々にお客様の状態も落ち着かれ、最後はお調べした交通手段で東京までご帰宅されることになりました。後日、お客様とご家族の方よりお手紙が届き「お心遣いのおかげで不安な中でも安心して過ごすことができました。」と綴られていました。お客様のご期待に添える対応ではなかったのではないかと心配していただけに、お手紙をお読みしたときの嬉し涙は今でも深く覚えております。どの場面においてもお客様のご不安に寄り添うことが私の業務の本分だとお客様から教えてもらえたような気がしました。

ある日の1日のスケジュール(遅番の場合)

10:00
起床
11:50
自宅を出発
12:30
空港に到着
13:00
業務開始
(案内カウンターでの案内業務及び電話対応)
17:00
休憩
18:00
業務再開
(事務所内で資料作成、案内カウンターでの案内業務)
22:00
業務終了
22:40
帰宅
(お昼から出勤する際は、午前中に趣味や用事に時間を費やすことが出来るのがいいところです。)